出品作品コンテストの結果
2024/05/18
浅草での撮影会(2024/04/20)への参加者の皆様から出品されました作品を対象として、参加者による投票を行いました。その結果、以下の作品が受賞作となりました。受賞者の方々にはギフトカードを進呈いたします。
1位 「春がいたいた」 虎澤昭久さん(S45年卒)
2位 「浅草寺の仁王像」 倉本一平さん(S45年卒)
3位 「春風に誘われて」 杉山次郎さん(S53年卒)
以下に、今回のコンテストの総評と受賞作品の寸評を掲載します。
写真同好会 会長 加藤辰彦
総評
「浅草・春」をテーマとして、スマホによる撮影という条件で撮影会を行いました。その結果、9名の皆様から24作品を出品して頂きました。出品作品は、皆さん十分に選んだ末の出品だけありましてどれも力作ぞろいで、粋な浅草を十分に堪能できる作品ばかりでした。選考は、参加者の皆様による投票とさせて頂きました。力作ぞろいでしたので投票もさぞや大変だったと思います。また、スマホでこれほどの写真を撮れるのだということを再認識させられる撮影会でもありました。
1位 春がいたいた
「春がいたいた」
虎澤昭久さん(S45卒)からの出品です。
寸評 こうゆうのをいい写真というんでしょうね! 一枚の写真からいろんな物語を連想することができます。
浅草のとあるおしゃれなカフェ、出窓があって外には新緑の木々とその下に活動する人々が見えます。
出窓のその席には着物を着たご婦人がお二人、おそらく母娘と思われますが、何を話されているのでしょうか。「やっと暖かくなったね~、〇〇ちゃん元気?」などと大きくなった孫の話を・・・ いや~、春ですね!
出窓の焼き物も浅草らしくていいアクセントになっています。この写真を見ながらいろいろ考えていると、なぜだか豊かな気持ちになってきます。
写真はいいもんですね、皆さんこうゆう写真を撮りましょう!
2位 浅草寺の仁王像
「浅草寺の仁王像」
倉本一平さん(S45卒)からの出品です。
寸評 この作品、初見で力強いいい写真だと直感しました。広角をうまく生かしたアングルで浅草名物の仁王像を真正面からとらえている。しかし、同時にテーマである「浅草・春」の春はどうなのだろうかという疑問も持ちました。
その答えは皆さんの投票結果にありました。春もいいけど、やっぱり浅草らしいものを正面から堂々と捉えている、その感動の方が勝ったということですね。
この迫力、スマホでもこれだけ力のある写真が撮れるんですね。やっぱり撮るときの気持ちが大切ですね。
3位 春風に誘われて
「春風に誘われて」
杉山次郎さん(S53卒)からの出品です。
寸評 浅草の街並みの中、ハナミズキの白い花ですね。私は、ハナミズキの花が木の上の方で春風にゆらゆら揺らいでいるのを見ると不思議にホッとした気持ちになってきます。タイトルの通り、見ていて春風の中を散策したくなるようないい作品です。
解像度が少し甘い気もしますが、スクエアフォーマットでオーソドックスにどっしりとした構図で撮られています。力強い写真で解像度のことはあまり気になりません。
春が来たという安堵感があり、いい写真だと思います。
以 上